Once upon a time

ハッピーバースデー♪

きゃ~ ずっと放置状態でした。 懲りずに覗きに来てくれてた方、すみません(><)
いつもお邪魔しているサイトさんはちょこちょこ覗いたりしてるんですが、PCの前に座ってコメントを入れるまでには至っていません。 ごめんね~

成績表は先週末で終わったのですが、そのドタバタで放棄気味だった家事を終わらせ、そうしてたら外が暖かくなってきて庭仕事を始めて止まらなくなったり(^^;、あっという間に1週間が経ってしまった~~!! ということで、私は元気にやっております☆







今日は、私がケアの仕事をしていた時に出会った男の子の9歳の誕生日です。
州外に住んでいるお母さんが親権の裁判の為に戻ってきた間の仕事だったのですが、このよく聞く親権をめぐっての裁判も、彼の両親の場合は特殊なものでした。 
母体の中にいる時から頭に溜まった水で脳が圧迫された結果、知能障害を持って生まれてきた彼のこれからの養育権を、彼の両親はお互いに譲り合う争いをしていたのです。  
自分の子供の養育義務をお互いに押し付け合うなんてヒドイ話だと、その男の子の置かれているであろう環境をあれこれ想像しながら事務所のヒトとのミーティングの時にも話したものでした。 

数日後母親に連れてこられた彼は、私の予想に反して明るい元気な子供でした。 
頭に溜まる水は定期的に抜かなくてはいけないらしく、金髪の髪の毛は短く切られてガーゼとバンドエイドが貼られています。 通常の7歳の男の子と比べるとずい分小さくて、綺麗に洗濯された洋服を着て、まだ子供用のオムツをしていました。 よちよち歩き程度の運動能力で言葉もよくはしゃべることが出来ませんが、退屈するとお母さんと座って話していた私のヒザにちょこんと座るようなお茶目な子でした。 
それから2ヶ月ほど、毎日のようにやって来る彼と彼の母親と顔を合わせたわけでしたが、その間にこの最初は馬鹿らしいと思った"逆"親権争いの理由が少し見えたような気がしました。

「昨日は2回もトイレに行ったんですヨ!」と笑顔で話す彼のお母さんは、彼のこれからのことを心配していたのです。 3歳児くらいの知能を持つ彼はなかなか賢いのです。 機嫌が悪かったり気に入らないことがあると床でも道路でも、寝転がって泣き喚くこともあります。 私やお母さんのすることが気に入らないと、泣きながらゲンコツを振りかざしました。 脱走もするし、逃げ足もなかなか速いのです。 脳の障害なので、睡眠薬を飲んでいても調子の悪い時は朝方までずっと徘徊したりしているようでした。  
貯金も神経も使い果たした彼の母親はそれでもいつもは元気でしたが、ちょっと弱気な日などは『体が大きくなった何年後かの彼のことを思うと疲れていても眠れない、こんなことじゃがんばって彼より長生きすることもできないかも』とよくこぼしていました。  

「彼の父親は、彼のことを愛しているんです。 夫としてはダメだったけど、父親としては最高なんです。 息子も父親と祖父母のところに滞在するのが大好きでよく話してくれます。 養護施設にはどうしても入れたくないから。 私もこれからだってできるだけの手助けはするつもりだし、離婚してしまったけれど、2人で育てていけばなんとかなると思うんです。」

彼女の不安、そしてその時点での男の子の状態を知ってる私には、彼女の言い分を無責任な親の戯言、責任転嫁なんてもってのほか!と言い切ることはできませんでした。 
養護施設での生活がどんなものなのかは私はわかりませんが、そういった施設での集団生活を強いるよりも、この子に愛情を感じる人間の傍で生活をさせたい、自分よりも力が強くて、助けの手(父親は両親と同居)のある元夫のところで暮らすのは仕方ないけど自分も一緒に近いところから見守りたい、そういう気持ちからの裁判でした。

彼の誕生日の前日、さて、お誕生日は何しよっか?なんて子供達と相談していると、迎えに来た母親が明日はケーキを持ってきますから、パーティーをしましょうと提案してくれました。 どちらかというとお誕生日なんて祝ってもらったことのない子供のお世話をすることが多かった私にはそれが新鮮で、なんだかとても楽しい気分になりました。 
翌日は約束どおり、彼のお母さんは普段よりも2時間早く8つの風船と大きなケーキを持ってやって来ました。  他にいたケアの子供とうちの子供たちが一生懸命彼がケーキに手を突っ込むのを辞めさせようとしたり、まだ小さかったウチの双子まで彼のヨダレ拭きを担当したり、そんな友達の苦労はよそに、始終ニコニコ顔で大好きな風船を見上げる彼は幸せそうでした。 パーティーは大騒ぎのうちに終わり、彼は風船を片手にお母さんに手を引かれ、大満足で帰って行きました。

もうあれから1年も経ってしまいました。 

9回目の誕生日は、彼はどこで誰と、どうやって迎えたのか。 
ひとまわり成長した彼は、きっと今年も9個の風船を見上げて笑っていることでしょう。

大抵は契約期間が過ぎてしまうとプッツリ途絶えてしまう子供達の詳細なので、それに慣れっこになっていた私も始終彼らのことを考えているわけではありませんが、未だに一緒に過ごした子供達の誕生日をふと思い出すことがあります。 

この世に生まれてきた日のお祝いだから。 
そんな特別な日を感謝する人間が1人でも多いことは、それはとても幸せなことだと思うから。 
カードやプレゼントを贈ることはないけれど、カレンダーを見てふと気づいた時に、心の中でハッピーバースデー♪を唱えたりするのです。
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by 4x4T | 2006-02-19 22:09 | 今日の出来事
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