Once upon a time

アジアンパワー

無精でいい加減な自分の性格が災いして酷い状態で長い間放置されていることの多い爪のお手入れに、学校で働くようになってから少しは気を使うようになりました。

前はあんまり気にならなかったのですが、教科書やホワイトボードの文字なんかを指差した時に結構目立つんですよね。  
他の先生方は綺麗にしている人がたくさんいるので、私もやろう!と思ったわけです。
でも、家事をするとどうしてもマニキュアは剥げてしまうし、毎晩毎晩上塗りをするような時間も取りたくありません。
そんなわけで、今年の始め辺りから、たま~にネイルサロンに通ったりしています。

日本でネイルサロンというと、どうなんでしょうか? 
私のイメージでは、神田うのちゃんなんかが長い付け爪にいろいろデザインをほどこしてたりして、結構お値段も張る若い人のおしゃれって感じなのですが。
こちらにもそういうネイルアート的なことが好きな人もいるのかもしれませんが、ネイルケアということに関しては、日本よりももっと一般的で幅広い年齢層に浸透しているのではないかと勝手に思っていますが。

でも、いざ行くとなると、ヘアサロンと一緒になっていて足のお手入れやマッサージまでしてもらえるようなところはお値段も高いんですよね(^^;
そういうわけで、私が行くのはネイルパーラーとか言われるネイルケア専門のお店です。
ショッピングセンターには必ず一店舗は入っているというくらい流行っているネイルパーラーなのですが、この辺のお店の方々は必ずといっていいほどアジア諸国から移民されてきた方々です。 
そのせいか、店の名前も独特(^m^

"プリンセス・ネイル"、"ラッキー・ネイル"、"マジック・ネイル"、"ハッピー・ネイル"、などなど。

アジア好みなのかしら? 言いたいことはすごく分かりやすいですが(笑)

で、最初に行ったのは、プリンセスネイルだったわけですよ。  
店内にも活気があって、たくさんのお客さんで賑わっていました。  
おっかなびっくり、娘とショッピング中に立ち寄ったのですが、あんまり待たされずにすぐにやってもらえました、鋼鉄のように硬いジェルネイル。  
私にはすでに好みの長さの自分の爪があったので、その上にシリコンみたいな粉状の『ジェル』を水を含んだ筆で塗ってもらって、仕上げに透明のマニキュアをつけてもらえました。  
40ドルなり。  体感4000円くらい?
本当は、根元が延びてくる2週間後に15ドルくらいかかるお手入れにまた来てくださいとのことだったのですが、、、


えー…


「どうせ全然行かなかったんでしょ」って思った方。


くやしいけど大正解(^_^;


私の担当の人はタイ人の若い男の人だったのですが、英語は一言もわからない時にアメリカに移住してきて6年だそうでした。  
確かにこちらにはわかりにくい訛りはありましたが、将来は自分もネイルパーラーのオーナーになるんだ!なんて夢も語ってくれました。

まぁ、言葉のハンデもあるんでしょうが、開口一番が(娘を見て)「アンタ、何で白人と結婚したの? 白人が好きだったの?」ってぶしつけに言われて、その後は雑誌を読みながら待っている娘をジロジロ見ながら「娘さん綺麗だね。 いくつ? ボーイフレンドはいるの?」って気味悪かったし、私が見た店員さん全員の名札が同じ名前になっていたので、「家族で経営してるの?」と聞くと、「そんなワケないじゃんバーカ」みたいなノリで思い切り馬鹿にされた気がして全然プリンセスな気分じゃなかったので、それっきりで行くのやめました(^^;


ずっと放置状態の爪がもうどうしようもなくなって、次に恐る恐る足を踏み入れたのは、近所のラッキーネイルでした。  
入ると店内は電気がついてなくて、閉まっているのかと思って引き返そうとしたら、奥から出てきた人に怒ったみたいに"What do you want?"(何の用?)って声をかけられました。
いや、何の用って、ラッキーな爪にしてくれる為にお店開いてるんじゃないの?って話なんですが、気を取り直して指差されるがままにイスに腰掛けました。

この時は、実はもうネイルはしばらくいいやって思ってたんですよ。 
剥がれかかってる古いジェルを取ってもらって、後は自分の爪を自然な感じに整えてもらえればと。

担当のおばちゃんが向かいのイスに座るのをまって、その旨伝えました。



ジェルネイルが古くなったからそれを取って、後はただ綺麗に整えてくれるだけでいいです。


私はこれでも結構アメリカで長く生活してるんですよ。 
おかげさまで、どこに行ってもちゃんと普通に分かってもらえるくらいの英会話力は身についてると思っています。
だので、念のためもう一回、おばちゃんにわかるようにゆっくりと、でもはっきり伝えました。


ジェルネイルなしにして、ただ今あるのを取っちゃって、後は整えるだけでいいですから。

「オッケー」^^


(ホッ よかった、わかってもらえて。)
ジェルネイル高いですよね~ 試しにやってみてよかったんだけど、こんなの毎回できないから。

「イエース」^^

(話もなかなかわかるらしい♪)
やっぱりこういうことは、あまりお金をかけずにスマートにいきたいと思って…

「オー イエース」^^

ラッキーネイルの私担当のおばちゃんは、ベトナムから8年前にアメリカに移民して来たそうです。  
やっぱり女の人の方がリラックスできる感じかな。 
ネイルパーラーも最初は緊張したけど、2度目ともなるともう楽勝よね~♪と、思ってよそ見をしてる間に、、、


おばちゃん、私にラッキーなジェルネイルしてました(==)


ええ!?  これジェルネイルでしょ? そうでしょ? 
ジェルいらないって言ったじゃーん(><)

「…オッケー」^^


全然オッケーじゃないし。 
爪2本目まで気づかなかった私もお馬鹿なんですけどね。
仕方ないのでまたジェルネイルですよ。  でもラッキー感は全くナシw
お店には私がいる間1人もお客さんは来なくて、スタンバイ中の他のおばちゃん2人はお客さん用のソファにハダシで寝そべって果物食べてました。

…楽しそうだ。  じゃない、こんなんでいいのー!?

この無理やりジェルネイルおばちゃんの技はとにかく痛くて、指10本中4本から流血騒ぎがw
私の指から血がにじむたびにため息をついてティッシュで拭き取ってました(;;)
私は痛みに脂汗をかきながら、やっと1時間余りでジェルネイル、仕上がりました。  
昔の拷問でこんなのありましたよね~w
このおばちゃんには息子さんがいて、私の勤務先の学校に通っていることも判明。  
こんなことはちゃんと英語で通じるのに。。。
痛みにひるみながらもずっと世間話をしていた健気な私でした(^^;
まさに血と汗の結晶デスw


それがトラウマで今までまたずっと放置していたのですが、プリンセスの時の放置よりももっと長く放置していたら、長くなり過ぎたジェルが、私の自前の爪もろともポキポキ折れ始めてとんでもないことになっていました。  

だってぇ すんごい痛かったんだも~ん(T△T)

あんまりみっともないので、どこに行ってもドラえもんのようにグーのまま歩くクセがついていたのですが、この前プールで会った友達に見つかってしまいました。

なんじゃそりゃ~(◎m◎)   って感じかな。

もういいの。 夏休みだし。 学校始まるまでに何か考えるから。 もういいの。


って抵抗したのですが、ばっかアンタ汚なすぎるって双子を心ゆくまで預かってやるからと乗せられて、彼女のお薦めのマジックネイルに今日行ってきました。

また男の人だった。 同じ年くらいかな~、、、いや、もうちょっと若いかもw

一度も私の顔を見ずに、一言もしゃべらずに、せっせとネイルケアしてくれましたよ。
誰かと全く無言で1時間も過ごしたのは初めてだったかも(^^;

なので、今回の方は国籍不明ですね。  韓国人っぽかったかな~。。。

e0014445_824875.jpg果たして、私の爪はマジックにかかったか!?笑










ここはね、なかなかいいところでしたよ。 一時間の無言プレイがガマンできるならね。
血は出なかったし。 
ちゃんと頼んだことやってくれたし。  
値段は前の2軒よりもずっと安かったし。
また行ってみようと思います。  3ヶ月後くらいに(笑)

ネイルパーラーってそういうところなんですね。  
高い料金を払って、暇つぶしにおしゃべりを楽しめて、その上爪まで綺麗にしてくれるようなところではないんです。
ネイルケアに料金を払って、まさに「ネイルケア」だけをしてもらうところ。  
たくさんの無精者のアメリカ人や私みたいな得体の知れない人間を相手に日々がんばって稼いでいるアジアの移民の方々でした。  
オーナーも同国の人が多いようなので、彼らの中の何人かはアメリカンドリームを現実のものにしているということなのですね。  
彼らの夢は、あくまでもアメリカの土地で自分の生活を築き上げることであって、カリスマ・ネイルアーティストになることではないのです。
言葉も知らないままこの土地に降り立って。  
言葉の壁というハンデの影響が最小限に食い止められそうなネイルスクールに通って免許を取ったのでしょうか。
彼らの通ってきた道のりは、お膳立てがガッチリできてた留学生活を送ってきた私には想像するしかありませんが。
今はただ、鼻の頭に汗かきながら熱心に自分にできる仕事をがんばっているのです。
生活の為に。
このアメリカで、まっとうに生きるために。

この国の移民問題は本当に複雑でその解決策にも賛否両論があったりするのですが、弱い立場の人間でもそうやって夢をかなえるチャンスを自ら掴める国、アメリカはやっぱり魅力的な国だななんて思ったりね。
そして、消えかけていた私の中のアジアンパワーにそろそろ燃料を継ぎ足さなくっちゃなんて、綺麗になった爪を見ながらちょっと元気が湧きました^^
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by 4x4T | 2006-07-04 08:10 | お国事情
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