Once upon a time

日本狂いな男

前回は私の見た夢で、高校時代の話を書きましたが、実は今週末は、私の高校時代の友達が我が家に滞在中です。 先週連絡があったときは、日曜日に帰るといっていたのに、今日は日曜日。  彼はうちの双子とお昼寝中…。 いつ帰るんだよーw ブログ更新が滞ってます。



彼の名前はジョン。  私がこちらの高校に来て、初めてさそわれて行ったパーティで知り合いました。 ジョンはなぜか外国が大好き。 私とそのパーティで知り合うまでは、コロンビアから来た留学生とすごく仲良しで、スペイン語が話せるのが自慢らしかった。  

私が友達と話していたら、後ろから肩をツンツンするので振り返ると、

「ガム持ってる?」

って、金髪大男が聞いてきたのです。 日本から来た時に飛行機の中で持っていた日本のガムがまだあったので一枚あげました。 そしたら5分後くらいにまたツンツン。

「ガム、またちょうだい^^」

うるさいので1パック、まだ開けたばっかりだったけど、全部あげました。

それが、私と彼の腐れ縁の始まりでした。




翌週、その大男が同じ学校に通う私より1学年下の子だと知りました。 ランチの時間まで一緒で、それからはそのジョンも、毎日一緒に食堂で座ることになりました。 私の彼の印象は、一言でいうと、


うざい。 (==)


彼ってば、人はいいんだけど、何を話すのにも、

「日本では、こうなの?」 「それは日本語でどうやっていうの?」 「日本にこんなのある?」

全部日本では、日本では、って、最初こそは面白がって我慢強く説明してあげていたけど、他の友達とも知り合ったばかりでいろいろ話したいのに、みんなおしゃべりな彼に流されて、日本の話しかできないのです。  

何ヶ月かすると、もっとうざいことになりました。 彼は毎日日本のことを勉強しているのか、私よりも日本に詳しくなってきたのです。orz  
彼の質問攻めにうんざりして、私がどうせ誰も知らないだろうと思って適当なことを言うと(それもどうかと思うけどw)、その間違いに気づいたりして指摘してくるの。  一度彼の家に遊びに行ったら、初めて会った時にあげた<ロッテ グリーンガム>の包装が綺麗に壁に貼られていました。 他にも日本っぽいような、いや中国なんじゃないの?みたいなポスターもいっぱい。  この数ヶ月の間に彼はすっかり日本通を超えて、日本狂になっていたのです。 

彼は空気が読めないところがあって面倒だったけど悪気はないし、温厚な質だったからか、周りからウザがられることはあっても嫌われない男でした。 機嫌の悪い私に邪険に扱われてもまるで平気で(これがまたムカつくw)、突き放しても、突き放しても、またニコニコしながら寄ってきます。  高校卒業までの2年間の間にとうとう、わがままで、気分屋で、気難しい私の一番の理解者になっていました。 
卒業式の為に、日本からちょこっとだけ来てすぐ帰った私の両親も、人懐っこいジョンに自力で覚えたカタコト日本語でもてなされたのが一番印象強く思い出に残っているようでした。 

私が日本に1年間帰った時も、訳の分からない日本語単語がならべられた手紙が何通か来たり(返事は書かなかったような気が。。。)、私の誕生日には日本時間の12時きっかりにお祝いの電話をかけてきたり、マメな彼のお陰で私たちの友情は続きました。 

私がアメリカに戻った年には彼も無事高校を卒業して、ジョージアの大学に進学しました。 専攻は迷わず日本語、日本文化、日本史。。。(--;) 
ジョージアでは日本からの留学生の女の子2人をルームメイトにゲットして幸せな日々を送っていると、たまに変な日本語で私のところにも電話を入れてきたりしました。 この頃1度私の夫にも会い、ジョンとなら2人きりで会っても絶対間違いは起きないだろう、というお墨付きをもらって、堂々と2人でプチ旅行に行ったことも。(笑)


そして時は流れ、私は結婚もし、長女も生まれて日本に引っ越した頃です。 しばらく音沙汰のなかった彼からはがきが届きました。

なな様。 ジョンはあなたに大きな秘密があります。 お元気で。 かしこ ジョンより

と、いつもの彼らしく、相変わらず意味がわかりません。 
放って置けば、こちらのリアクションがないのにしびれを切らしてまた何か連絡があるだろうと、スルーしておきました。 そうです、甘やかすとつけ上がるタイプなんです。w  
そして、その年の年末です。

日本での初めてのお正月を実家で迎えるために、夫と娘と3人で里帰りしました。 
久しぶりの実家。 久しぶりの母の手料理。 お正月だから、お雑煮もあるんだな~ うふふv  
そんな期待で胸いっぱいのまま、空港から自宅についたのは12月30日の夜でした。 

「お母さんはおばあちゃんと夕飯の用意してるから、家にいるよ」

迎えに来てくれた父の言葉に何の疑いも持ちませんでした。
実家に帰って玄関に入ると、美味しそうな夕飯のニオイ。 母や祖母の声も聞こえます。 
ちょっと緊張気味の夫と眠っている娘と一緒に、

「ただいま~♪♪」

と居間のガラス戸を開けると、












「あー^▽^ ななさん! お待ちしておりました♪」

。。。そこには帰省中の弟と仲良くお鍋を囲むジョンがいました。


JAFとかいう、日本政府がアメリカ(だけなの?)から英語教師を雇うというシステムがあるらしく、それに志願したジョンが、希望する派遣先の都道府県を聞かれたときに、たまたまの思いつきで私の出身地を書いたら、それがめでたく受理。 
そして何の因果か、指定されたアパートが私の実家から徒歩5分のところだったのです。orz
 
2年契約での日本滞在でしたが、日本妻を求めて(?)延長に続く延長を経て、私が日本を離れてからもまだ私の地元で生活を続け、最終的には合計6年もの間、ほとんど毎日私の実家で晩ご飯を食べ続け、週末には父と一緒に釣り行ったという。。。^^; 
本当に、アンタ何なんだよwって感じのジョンです。(笑)

そういう訳で、結構歴史も深まってきた彼と私の友情?なんですが、初めて出会った時のことを思うと、今こうやって、私と日本語で自由自在に話して(それも地元の方言で)、子供達にアゴで使われてと遊んでいる彼がウソみたい。  

そんな彼も今では立派な銀行マンとしてワシントンDCで暮らしています。  日本滞在中は私の父に家庭教師の口をたくさん紹介してもらったらしく、それで貯めたお金で(ということにしておこうw)どどーん!と、DC郊外にコンドミニアムを購入し、華やかな独身貴族の生活を送っているらしいです。(本人談)

彼女募集中らしいのですが、趣味を問われて、迷わず「日本^▽^」って答えるうちはダメだと思う。
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by 4x4T | 2005-09-05 05:57 | 今日の出来事
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