Once upon a time

カテゴリ:家自慢( 3 )

呪いの館 パート3

えー家自慢カテゴリなんですが、家の不気味自慢、トラブル自慢みたいなものです。

興味のある方は、よろしかったらパート1パート2もどうぞ♪



***                    ***                  ***




翌日になると、前の晩はただ床の上を這いずり廻るだけだった蜂がブンブン飛んでいる音が寝室のドアの向こうからしていました。  
リビングの窓や、サンルームのガラスにも夫の手から逃げ延びた何匹かが体当たりしながら飛んでいます。  
寝室のドアを開けてみるという夫を無理やり外に連れ出して、友人宅から大家さんに連絡をしたのはまだ朝も早いうちでした。  

午後になって、やっと大家さんが害虫駆除の人を連れてきたのですが、木の中に巣を作る種類のスズメバチ(?)で、巣がどこにあるかはわからないので、完全な駆除はできないということ。 
私たちの住居の先住民は蜂だったわけです。
とりあえずは飛んでいる蜂だけの駆除をやってもらいました。 
冬の間腐った木の中で眠っていた蜂達は、引っ越してきた私たちのつけたヒーターの温もりで一気に目を覚ましたのですが、昨日の夜はまだ身体が温まっていなくて飛んだり攻撃してきたりできなかったのは不幸中の幸いでした。
 
駆除の人や、私たちがありったけ買ってきた殺虫スプレーを吹きかけると次々に落ちて床でもがいていた蜂は夫と大家さんによってほうきを使って掃き集められたのですが、その死骸はざっとスーパーのビニール袋丸々1杯分にもなりました。

その夜、やっと静かになった寝室にある作り付けのタンスにかけてあったジャケットを出すと、またまたその背中にびっしり蜂がついていて、蜂の巣の場所が判明しました。(タンスの奥w)
相談した結果、夜中に夫が霧状の殺虫剤をその洋服ダンスに投げ込んで、またその晩もソファで寝ることになりました。
その後やっと眠りについた頃に、ソファに登ってきた生き残りの蜂に私が指の付け根を刺されるというハプニングもあったのですが、すぐに救急病院に行って事なきを得、翌日寝不足の夫がタンスの床いっぱいの蜂の死骸を片付けて、蜂騒動はなんとかそれで幕を閉じたのです。



そんなハプニングもありましたが、その後はそれなりに平和な新婚生活に入り、貧乏ながらも幸せな毎日を過ごして一ヶ月ほどが過ぎました。  
前日から降った雪が、その年初めてうっすらと積もった週末の朝のこと、仕事が休みだった夫はまた遅くまで寝ているのだろうと思って、私は1人で調べ物をしに図書館へ行く準備をしていました。  
朝ごはんのシリアルを食べていると夫が起きだしてきて、車で送って行ってくれると言います。
雪の運転は嫌だな~と思っていたところだったので喜んでそうしてもらうことにしました。

デッキに出ると、辺りは真っ白な雪景色でした。
大雪で悩まされるような地域ではなかったので、何だか嬉しくなって一気に階下まで駆け下りると、見慣れないものが目に入りました。

檻に入った動物がいたのです。

下の階の人が仕掛けたワナにかかったアライグマのようでした。
夫がとめるのも聞かず、つい近くまで寄ってアライグマを見に行きました。
パジャマにコートを羽織っただけだった夫は寒がって早く車に乗れと私を急かしています。
当然、ぐるぐるまっさらな雪一面に足跡をつけながらわざと時間をかけてから車に乗り込んで、私は上機嫌で図書館に向かいました。

そんな寒い冬の一日も何事もなく終わろうとしていた夜遅く、夫とリビングでくつろいでいると荒々しくサンルームのドアが叩かれました。  
慌てて様子を見に行くと、そこには怒り狂った下の階の旦那さん(推定22,3歳)が。。。




「オレのアライグマをかえせ! この野郎~」


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               イメージ画像
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by 4x4T | 2006-07-03 12:34 | 家自慢

呪いの館 パート2

なんとなく「呪いの」なんてタイトルにしてしまいましたが、心霊現象などのオカルト的な要素はまるでありませんので、あしからず。 
私が新婚当初初めて住んだ新居でのすったもんだのお話です。 

よかったらパート1から読んでください。
話の流れが読める…かも……デス。

右の【家自慢】のカテゴリでも見つかりますよん



***                  ***                 ***


初めてその物件を訪れた夜から間もなくして、私と夫はその部屋に引っ越しました。 
その頃の2人には大した荷物はありません。 
中型トラック一台で夫の友達にも手伝ってもらって、その日の午前中のうちに引越しは終わりました。

昼間の明かりの中で見た室内は、夜の電灯の明かりに照らし出されていたときよりも色あせ、ペンキもあちこちはげかけていて、初日の記憶よりもさらにみすぼらしく見えましたが、駐車スペースになっている空き地のすぐ向こう側には波がみえて、潮の香りがしました。

リビングの床には夜来た時に点いていた電球がなぜか粉々に割れたまま放置されていましたが、それを片付けている時に床にある節穴に気づきました。 
かなり大きなその穴を何気なく覗くと、無人の下の階の部屋が丸見えです。 
もともとサマーハウスとして建てられたこの家屋の床はベニヤ板一枚だけで仕切られていて、断熱材やその他の防音効果の処置は何一つされてないことにその時初めて気づきました。

その他の買出しもいろいろあって、晩御飯もすませてその日やっと新居に帰りついたのは夜も更けてからでした。 昼間留守だった一階にも明かりが灯っています。 
車を降りると寝室にある電話の鳴る音が聞こえたので、慌てて私だけ先に階段を上がり、電気のスイッチを探すのも面倒だったので電話に灯る赤いライトを目指して暗がりの中を寝室まで入りました。 

電話は引っ越す前の土地の仲の良い友達からでした。  

そのままベッドを背もたれにして床に座り込み、他愛ないその日一日のことをあれこれと話し込んでいると、後から入ってきた夫がキッチンの電球を替えてパッと点いた明かりにリビングが浮き上がりました。 
今度は寝室の明かりをつけようと探る夫の手を無意識に眺めながら、私は電話に夢中でした。
寝室の明かりもなんなくついて、照らし出された夫の顔には想像していた笑みはなく、こちらを凝視するその顔は緊張してこわばっていました。 
一体どうしたのか尋ねようとした瞬間、自分の顔のすぐ側でする羽音に気づき、反動で目を床に移して見たものに凍りつきました。

そこにいたのは、、、
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by 4x4T | 2006-06-30 03:38 | 家自慢

呪いの館 パート1

いや、普通に私が昔住んでた家なんですけど(^^;

結婚してから初めて一緒に住んだ家です。
ネットでお友達の和さんの引越しのお祝いに♪ (でもタイトルは「呪いの館」w)
長くなりそうなので、シリーズ物にしてみました。 どうぞよろしくお願いします m(_ _)m



その頃その地域のカップルで住めそうなサイズのアパートの家賃相場はだいたい安くても400ドルから600ドルで、ケーブルがついてるとか、敷地内にプールがあるとか、それくらいの値段を出せばそんなアパートに住める時代でした。

で、私と新婚の夫が見つけてきた物件は、、、


月275ドル。


破格…っていうか、今思うとちょっと怖いくらいの値段でした。 
夫の仕事場にもっと近いとダウンタウンに近くなって家賃も高いんですが、私の大学との中間地点ということで、もうちょっと田舎のアパートだったのです。


学んだこと・その1  破格過ぎる安値は一度疑ってみる方が良い


大家さんに連絡を取って、その日のうちに見に行く事になりました。  
大家さんの仕事の都合でそのアパートを見に行ったのは夜の9時半ごろでした。  
寒い夜でしたが、大家さんは上機嫌に酔っ払ってて千鳥足でした。(後でかなりのアル中と判明)


学んだこと・その2  アパート見学は明るいうちに


真っ暗な中、街灯もない辺鄙な場所で、外は何も見えませんでしたが駐車するスペースは十分ありと確認しました。
大家さんに一階に住んでいるという新婚さんに会いますか?と聞かれましたが、まだその物件にするかも決めてなかったし夜も遅いので遠慮して、そのまま2階に上がりました。


学んだこと・その2  隣人と会う機会があるならとりあえずは会っておくべし


そこはもともとは大家さんのご両親が夏の別荘用に建てた一軒家で、それを大家さんが改造して2階にも小さなキッチンとシャワーだけのバスルームをつけて2世帯住宅にしていました。 
一階にある玄関を入ると、一階に続くドアにはベニヤ板を貼られていて、そのまま階段を上がると私たちの愛の巣(^m^)となるかもしれない2階に行けます。 
ちなみに玄関と階段と2階の床の色は淡いエメラルドグリーン。 
2階には屋根裏部屋のようになったペールピーチの寝室があって、その隣の小さなリビングの奥にはレモンイエローの簡易キッチン。 
そのパステル調のかわいい色は、大家さんが自ら選んでペイントしたと、偉そう自慢げでした。 
その生活スペースをぐるりと囲むように大きなサンルームがあって側面全部窓ガラスでした。 サンルームにあるガラスドアを開けて外に出ると、これまたすごく広いデッキに出て、駐車スペースの向こうには波の音が聞こえて潮の香りがしました。 


学んだこと・その3
海が近すぎるのは必ずしも良いことではない


学んだこと・その4
その家屋の建てられた時のそもそもの利用目的をもっと真剣に考えるべき



冷たく湿った空気の中、潮の香りを胸いっぱいに吸い込んで振り返ると夫の笑顔がありました。
即答で「決めました!」とふたりで返事をしました。   


続きはまたこの次~♪     パート2はこちらからv
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by 4x4T | 2006-06-05 10:59 | 家自慢



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