Once upon a time

カテゴリ:家族( 21 )

6月25日

2年前のこの日、私たち家族はカリフォルニアの夫の実家を訪ねていました。
ちょうど仕事でサンフランシスコに滞在中だった弟も合流して、義父の自慢のボートで近くの湖での一日を過ごしていました。

普段だったら、一番先に子供達と水に入って泳ぐ私なのですが、その日はなんとなくそんな気分じゃなくて(水も冷たかったし)、木陰のベンチに座って湖畔で水遊びをしてる子供達を眺めながらボートで出て行くところだった義父や弟に手を振っていました。

空は抜けるように青くて、ところどころに雲が浮かんでしました。 
カリフォルニアの夏はカラっとしていて気持ち良い。  
サングラスをしてくるべきだったな~と目をしかめながら、私は何日後かに会う日本の祖母のことを考えていました。

こちらでゆっくり義父とのひとときを過ごした後、私達は2年ぶりに日本に渡る予定だったのです。 
高齢で糖尿病を患っていた祖母は、蒸し暑い季節のせいか少し食欲がなくなっているということで、大事をとって入院中でした。  
もともと身体の弱かった祖母の入院はよくあることだったので、目の悪い祖母の為に夫が用意した家族アルバムのCDを病室でどうやって見せようかというのが私の悩むところでした。  

ラップトップを持ち込むか…いや、私たちが帰る時はどうせ大変だから無理しないでと言っても仮退院するんだろうな。
なら、弟のPCがあるし、大丈夫か。 写真、もっと焼いとけばよかった。。。

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by 4x4T | 2006-07-09 23:16 | 家族

文通

せっかく書いた「呪いの館 パート2」が雷で消えてしまってムカつくので(ちゃんとセーブしなかった私が悪いとも言うw)、今日はちょっと別の話を。

学校の最終日にまーくんが先生から手帳をもらって以来、私とのんくんとまーくんの間で文通が流行ってます(^m^


ふにゃふにゃ文字で、何書いてるのかよく分からない時もあるんだけど。

ちなみに今日のやりとりは:

のんくん → まーくん

" I am sorry we’ve been fighting a lot.  
I love you G(まーくんの米名).  
                        love, M "


まーくん → 私

" Dear Mommy, 
I love you too much!!!  
Do you love me too much? 
Circle Yes or No.  
                love, G "

私 → まーくん

" Dear G,  
No, I don’t love you too much.  
I love you just right! 
Please bring your bike into the garage. 
                      love, Mommy"

私 → のんくん

" You make me sad when you use bad words.  
Please say sorry to your sister. 
                       love, Mommy"


彼らが学校で習った単語を使って、なるべく簡潔な文章にしなくてはいけません。  
でもそれを努力するのがなんだか楽しい^^  
書くのが苦手だった長女と練習の為に昔やっていた交換絵日記を思い出します。

口で言ってもなかなか言うことを聞いてくれないときも、手紙に書くと、じーーっと一字一字を読んで、その意味を理解して、そしてニコニコ笑ってすぐしてくれる。  

あー5歳児って単純素直だわ~^^  

今年の夏休みは、なんだか子供達の成長をすごく実感することが多いです。 
いろんなことがそれぞれ1人でできるようになって、私は楽チン♪
遠出をしたり、楽しいことも何でも一緒に思い切りできるようになってきました。

喧嘩ばっかりしてウンザリな時もあるけど、今日は始終ニコニコの一日でした。
こんな日があると、夏休みが終わらなければいいのに~なんて思ってしまいます。

お仕事や子育てでまだまだ忙しい毎日を送っているみなさん、すみません(^^;
でも忙しい時期があるからこそ、楽しい休みだったりするんですよねv
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by 4x4T | 2006-06-08 09:23 | 家族

4月25日はね

みなさんご無沙汰しております。(^^;  こんにちは
なんとな~くPCからちょっと離れた生活が続いていて、なかなか書いた記事をアップするまで至りませんでした。 お元気でしょうか?

先日、4月25日に『ピピピピピピピピピピピ…』と遠くの方から聞こえてくる音に起されました。
「ん?」と目も開けずに耳を澄ますと、やっぱり確かに聞こえてきます。


ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピ

防犯アラームの大音響はもう体験済みなので、防犯アラームでないのは確かです。 
眠いからいいや、もう寝ちゃえ!

ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピ


大した音量ではないんですけどね、布団に潜って目をつぶるとこの音が気になります。

え? これって家の中からなの?とか、いろいろ思いながら体を起してもう一度耳を澄ませると、なんだか家の中でしている音のような気がしてきました。 
仕方がないのでヨロヨロと起き上がり半分だけ目を開けて寝室のドアから頭を出すと、

ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピ ←やっぱり家の中

んもー 何? 

おもちゃにしてはずーっとしつこく鳴りすぎだし、目覚ましアラームにしては音が控えめすぎw その音をたどって歩いていくと娘の寝室の前まで来ました。 書いてから気づいたけど、こう書くと何だか大豪邸に住んでて長い廊下を歩いてるみたいに聞こえるね(^m^ププ
ドアを開けると、

ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピ 

あー ここだ... (==)

朝は私がいつも起すので、今まで使ったことのなかった娘の時計の目覚ましベルが作動してました午前1時。 
肝心の娘は枕の下に頭を入れて爆睡中で、一緒に寝ていたらしいワンコだけがすまなそうに目をしょぼしょぼさせて私を見上げていました。 音の主はベッドの下らしい。 
うるさいからベッドの下に投げ込んだんだろうけど、それならスイッチ消せよって話です。

ちょっとー 起きなさいよ。 なんで目覚まし鳴ってんの? 
ママ届かないから自分で取ってよ。 
うるさいから早く消して寝なさい。 ← 起されてかなり機嫌が悪い

なかなか起きない娘が頭の上からかぶっていた枕をひっぺがすと、急に目が覚めて「やったー!  おめでとー!!!」とバンザイポーズをしました。 
一瞬目ボケてるのかと思って吹き出したけど、よく考えてみたら、、、

そう、その日は4月25日で娘の誕生日でした。^^
(* 誕生日はもちろん覚えていたけど、こんな夜中ですっかり忘れてました)

娘の話だと、自分の誕生日に日付の変わる午前0時に目覚ましをセットしてたらしいのですが(何のため?w)、いざその時間に鳴ると眠くて起きられなくて何とか時計をベッドの下に投げ込んで、また寝ていたそうです。 
で、結局その約1時間後に別の部屋で寝ていた私が起されたわけです。  迷惑なヤツだ!

でも、お陰で12歳になった娘に一番最初に「おめでとー。。。」が言えました。 
テンション低めの寝起きのしゃがれた声だったけどね。 


去年まではこちらではごくごく一般的な誕生日の過ごし方として、クラスの人数分のカップケーキをランチの時間に持っていってみんなでお祝いしたりしていたのですが、今年からミドルスクールに通うようになった娘にはそんなこともなくなりました。 
みんな個々のスケジュールでクラスを取っているからね。 学年は同じでも1日中行動を共にするクラスメイトはないわけです。 
小学校とはずいぶん環境も変わったのですが娘も成長しました。 

最近娘が14歳の誕生日を迎えた友人から「プレゼントのリクエストをきいたら『バナナリパブリックで合計100ドル以上の品々』という答えが返ってきたんだけど、こんなことほざいてる子をぎゃふんと言わせるプレゼントって何かしら?」なんて電話がかかってきて盛り上がったばかりで、今度は私の番かとちょっと心配していた(笑)うちの娘のリクエストは。。。

「化粧品」

でした。 

確かにもうお化粧を始めている友達は多いんだけどねぇ。。。 パパ怒るだろうな(^^;

誕生日の朝は、朝ごはんを食べている間にお友達からのおめでとうコールが3本。(どんだけ宣伝してたんだか)
学校で私のお手製のカップケーキを食べることはもうないけれど、その代わりにお友達からたくさんのサインとおめでとうの言葉の書かれた風船を4つももらって帰ってきました。(6年生の間ではこれが流行っているようです)  

その夜、うちでのパーティでのプレゼントはだいぶん前から欲しがっていたショルダーバッグを買って、中にこっそりローティーン用(?)のおもちゃみたいなかわいいアイシャドーセットとリップグロスを忍ばせました。 (パパはちょっと複雑…でもお安くすんでよかったw) 
誕生日翌日の今朝は、娘にしてはちょっと早起きをしてバスルームを長い時間占領して弟どもからはブーイングの嵐でしたが、「どーお? 綺麗?」と出てきた娘の顔は、お化粧をしてるかどうだかわかりませんでした。(ちょうどいい、ということですね!)  

「おー 綺麗綺麗! 大人な12歳に見えるよ~」

そんな私のリアクションに大満足で(パパは子供達が起きる前に出勤です)、その後もトーストを頬張る無関心な長男にまで「ねね、お化粧、ほら、見える?」とアピールして、双子には綺麗綺麗ともてはやされて、ご満悦な様子でした。 
「お化粧もいいけど、言われなくても歯を磨いたり顔を洗うのを忘れないようにしなくちゃね~」という私の声は聞こえないフリ(^m^

だんだん生意気を言うようになって機嫌の悪いことも多くなってきた、ティーンエイジャー一歩手前のお年頃です。 
朝は特にふてくされていることが多くなっているんですが、この朝は久しぶりに長女の上機嫌な「いってらっしゃ~い!」の声を背に家を出ました。




e0014445_4215225.jpg
12歳。 私はこの4年後にはもうアメリカにいたんですね。


。。。び、微妙だ~ (^^;
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by 4x4T | 2006-05-01 04:26 | 家族

ビッグニュース!

ずっと内緒にしてたのですが、5月の末に新しく家族が増えることになりました。
何だか気恥ずかしくって内緒にしてたのですが、家族みんなでベイビー(4男)に会えるのを、とっても楽しみに待っています。

7人家族になりますが、これからもよろしく♪

今日はちょっと具合が悪いので、これで失礼。
久しぶりの妊婦はやっぱりいろいろ大変ですねw

一番最近の超音波の写真ですv
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by 4x4T | 2006-04-01 22:48 | 家族

割れない板

「ガタン」と、思ったより大きな音が響いて閉まったドアにドキっとさせられました。
先日長男の空手道場での受帯式(?)の見学に行った時のことです。 
けれども床に正座する生徒達には誰一人としてこちらに目を向ける子はいず、センセイの掛け声と同時に立ち上がって「カタ」の練習が始まりました。 
退屈して騒ぎ出すのかと心配していた双子は、センセイの罵声と子供達のかけ声に圧倒されたのか、縮こまって私の後ろに隠れていてホッとしました。
基本の「カタ」の練習が終わると「空手の心得」と称して生徒達の呼びかけがあるのですが、今回は私達が見学に来ていたからか長男が指揮をとる形になりました。 

「空手の心得!」

「声が小さい!!」

「からての こ こ ろ え~!!!」

そんなに大きな声で怒鳴られて泣き出すんじゃないかとハラハラしましたが、長男はまっすぐ前を向けたまま、なんとか大声でちゃんと5つの「空手の心得」を無事言い終えました。  

次は「板割り」です。

「板割り」にはこの道場で一番の生徒(一番弟子?)の赤帯(黒帯のひとつ手前)の15歳の男の子が助手としてセンセイに呼ばれました。 長男の憧れの男の子でもあります。
沈黙の中、この彼が私たちの脇を通り抜けたとき双子が大げさに逃げて私の反対側まで後ずさりしたのが笑えたのですが、彼が持ってきた「板割り」の板を見て今度は私の方が怖くなりました。  
…結構分厚いんですよ(^^;

センセイが構えた板の前に前列の一番端にいた子が立ちました。 大きなかけ声とともに、板は見事に割れました。 わ~い、やった~^▽^ などという歓声はまるでナシで、センセイとお辞儀だけしてもとの位置にもどります。 そして次。 また次…。 1度や2度は失敗してセンセイに大声で喝を入れられても、どんどん板は割れていきます。  

そしていよいよ長男の番になりました。

まだまだ経験の浅い青帯ということが考慮されてか、私が見ていた中でも一番破壊力のありそうな回し蹴りでかかとを使って板を割るつもりのようでした。 私の方からは長男の横顔と背中しか見えませんが、それでも緊張しながらビデオカメラを向けました。

一回目はポスッと気の抜けた音がして、板はびくともしませんでした。

「心を落ち着けろ! スピードがなさ過ぎる!!」

すかさずセンセイの罵声が飛びます。 長男も自分で納得がいかないようで、首をかしげているのが後ろからも分かりました。 双子はふたりともお兄ちゃんを凝視しながら耳を塞いだままです。  

2回、3回、4回、、、しきりに心を落ち着けろ! 雑念を消せ!と言っていたセンセイもだんだん口数が少なくなります。

「次!」(Again!)

「次!」

「次!!」

5回目くらいでまた割れなかった時、真剣に席を外そうかと考えました。 長男の調子が出ないのはきっと私がいるからです。  

「板、割れるようになったんだよ。 今度の受帯式に来れそう?」

キッチンにいた私に控えめにそう言った長男の恥ずかしそうな笑顔を思い出します。 
今、私がここで出て行ったからといって長男の気持ちは落ち着くとも思えません。  



「空手に集中できるまで後ろで座ってろ!」

足元もふらつき始めた15回目で最後にそう怒鳴られて、耳まで赤くなった長男が「はい、センセイ!」と答えてこちらを向いた時、振り向いた顔が泣いていてボロボロだったらどうしよう…そう思いながらビデオを撮るのを止めるのも忘れていたのですが、スクリーンに映った彼の顔は赤くはなっていましたが口は真一文字に結ばれたまま、涙はありませんでした。 
ほんの一瞬だけ、チラッとこちらを見たような気がしたのですが、そのまま表情を変えることなく肩で荒く息をしながら少しびっこをひいて列の一番後ろまで行くと、背筋を伸ばして座りました。  

それを見て不覚にもこちらの方が涙が出そうな気持ちになったのですが、泣いている場合ではありません。 帰りに何と言って慰めようかといろんなことを考えました。 

そうこうしている間にも板は他の生徒たちによって次々と割られ、「板割り」の儀式も終わるだろうと思われたとき、センセイがもう一度長男を呼びました。 
もう一度やってみるか?との問に、一呼吸置いてからハイ!と答えて、長男はもう一度板の前に立ちました。 回し蹴りの「カタ」を2度ほど練習して、深呼吸を2回。 センセイが肩に手を置いて何か話しかけたあと、再挑戦です。


沈黙の中、長男のかけ声が道場内に響き渡ります。

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by 4x4T | 2006-03-18 11:32 | 家族

かわいいヒト

昨日の今日に更新かよ!とか言わないで~(^^;

タイムリーな話はやっぱりちゃんとその時に書き記しておきたくて、がんばりました。 それも長文だし。
今日の(現地時間:3/2)晩ご飯は夫に頼んで >何やってんだ私w


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~♪  灯りをつけましょ ぼんぼぼりん♪

     お花をあげましょ ぼんぼぼりん♪

       ご~にんばやしにぼんぼぼりん♪

         今日は楽しいぼんぼぼりん♪   ~

その昔、私が歌っていたという雛祭りの歌は、全然意味がわかりませんw
ボンボリをぼんぼぼりんと言ってしまってからは、もう他のことは何でもよかったみたいです。
未だに注意しないとこっちの歌詞の方が先に出てきます。 


3月3日は雛祭り。

この土地に越してきて初めてお雛様を飾りました。
引っ越して来た時にお雛様を屋根裏の倉庫にしまったのですが、それ以来この時期はずっと夫が不在で私1人で出すことができなかったのです。(一昨年引っ越した時もまた屋根裏に入れてしまったw)

3年ぶりに出した我が家のお雛様はなかなかの年代ものです。 
お雛様というのは元来女の子が生まれたときに父方の家族がプレゼントするものなのでしょうか? よくわかりませんが、ここにある今では娘のお雛様は、その昔私のお雛様でもありました。

私が子供の頃、雛祭りが近づくと客間にひぃおばあさんが作った貼り絵の雛祭りの掛け軸がかけられ、確か桃の花や猫柳がまだ蕾のうちに生けられました。 その蕾がだんだん膨らんで開いてくる頃にちょうど雛祭りなのです。
年間を通して季節のお祝い事をとてもたいせつにする祖母でした。 
13歳で養女に迎え入れられた私の母も、その当時の写真では晴れ着の着物を着て台風で流されてしまったという立派な雛飾りの前でにっこり笑っていました。 
戦争で焼けてしまったために祖母の子供の頃の写真というのはあまり残っていないのですが、5人姉妹だった祖母の家では5つの立派な雛飾りが襖を開けた客間にズラッと飾られて、その前で着物であの時代特有のすました真顔で5人が写っているのをみたことがあります。 
子供ながらにその迫力に圧倒されて、「おばあちゃんはお金持ちだったんだねぇ」なんてことを言うと、祖母は笑って「あなたのひぃおじいちゃまが一生懸命働いて買ってくださったんでしょう」と答えました。
私が長女として生まれてから初めての3月3日を迎えるというとき、その際に飾るお雛様には祖母や母なりに「こうでありたい」という期待のようなものがあったのかもしれません。 
一方その記念すべきの雛祭りに飾るお雛様を買って贈る事になった父の実家にも、それなりの考えがあったのだと思います。 


「本当はね、もっと大きな立派なのがよかったのよ。」


お雛様を飾る手伝いをしている幼い私が毎年聞いていたであろう母のため息交じりの言葉に重ねるように祖母が付け足します。

「綺麗なお顔をしているじゃない。 ななちゃんはこんなに立派でステキなお雛様をもらって幸せよね。」

私に話しかけているようですが、祖母は本当は母を慰めているのだということに私が気づいたのはずいぶん経ってからだったと思います。 
私の父方の祖父母が知り合いの人形彫り師(って言うの?)頼んで作ってもらったという雛人形はあまりにも母の抱いていたイメージと違いすぎるものだったのです。 
母の心境とはうらはらに、私は友達の家で見る雛飾りとはちょっと違うこの雛飾りが大好きでした。 
お雛様を飾るよ~と声がかかるとドキドキ胸が高鳴ります。 弟達は立ち入り禁止となると、こんな特別なことは年中でこの日しかありませんでした。 

「大事に大事に扱うのよ。 お顔を触ってはいけませんよ」

祖母と母にそう言われると、息をするのもいけないような気がして開けた障子にもたれかかったままじっと息を潜めたものでした。  
祖父と父が大切そうに運んできた箱を祖母が開けると、中からたくさんの箱が出てきます。 曾祖母が揺りイスに座って見守る中、ひとつひとつを祖母が確認しながら慎重に開けていきます。 母も手伝っているのですが、人形ひとつひとつをどこに置くのか祖母に確認を取ってからでないと動けないようでした。 祖母はきびきびと動いてどんどん箱からお道具を出し、並べていきます。
3日の日には、家族でそろってお雛様のいる客間でお祝いの夕飯を食べて、クリスマスケーキさながらのお雛様ケーキをみんなで食べました。 3人の官女や右大臣や差大臣が誰かとか、祖母のお雛様にまつわる話に耳を傾けながら家族で桃の節句のお祝いをしました。

たぶん中学生になった頃、その年も毎年するように祖母と母と一緒にお雛様を飾っていると、母がまた例の話を始めたのです。

「新しく立派なのを買いたかったんだけどね。 そうもいかないし。 いつかコッソリ新しいのを買っちゃおうかしら」

ちょうど思春期を迎えて生意気盛りだった私は母や祖母ともよく衝突をすることがあったのですが、母のこの言葉にカチンときました。 
完璧でいて欲しい自分の母親が父方の私の祖父母の悪口を言っているような気がしてイライラしました。

「もっと立派なって、何なの? 何ですぐに見かけばっかりに拘るかな~ ほんと、お母さんってそんなことばっかり気にするんだね! お雛様なんかそんなにいくつも要らないよ!!」

もしかしたら、もっとヒドイ言い方だったかもしれません。 母はすぐにそのまま黙って、そして一言「ごめんね」と言って、以来2度とその愚痴を口にすることはありませんでした。

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by 4x4T | 2006-03-03 10:38 | 家族

「ごめん」100回

火曜日に早退したのんくんと一緒に私も水曜日の昨日学校をお休みしたのですが、元気になってたと思っていた彼はやっぱり本調子に戻れずw 
だので木曜日もお休みにしました。

そんなことで、朝から更新です。 太陽の光で明るい室内なんて、学校から帰った午後も週末も見慣れているはずなのに、何だか新鮮です。 のんくんの症状も深刻ではないので気楽にお休み気分を味わっています。 

昨日の夜、二人だけで一緒にお風呂に入ってくる!と2階に向かう双子を晩ご飯を作っている最中だった私はキッチンから見送りました。 最近蛇口から出るお湯の温度を上手に見れるようになって、私の監視なしのバスタイムが多くなりました。 
おもちゃをたくさん持ち込んで、お風呂のドアをピッタリ閉めて二人だけの空間で遊ぶのが楽しいらしい二人組み。 (床がびっちゃびちゃになってることもあるけどw) 
今年は学校のクラスも別々の二人だけど、やっぱり一日会ってないと寂しいのかしら? 普段にも増して仲良しの二人でした。

昨夜の晩ご飯はミートボールスパゲッティ♪ 
普段は簡単にミートスパにしてしまうのですが、今日は私も昼間ゆっくり出来たので、たまには子供達の喜ぶものを作ってみようとしての献立でした。

ふんふん♪と鼻歌を歌いながらどんどんタネを丸くまとめて粉をつけていっていると、二階から
「ぎゃーーーーーーーー!! わ~~~ん マミィ~」と悲鳴が!

…… 。 その後何か聞こえるかちょっと耳を澄ませて必要なデータをキャッチすると、またふんふんふんふん♪とボール作りに戻りました。 

データ① 派手は雄叫びはのんくんだったけど、本当の緊急事態というよりは階下の私に聞こえるように意識した叫び声だった

データ② お風呂の水の音が聞こえてないということは(キッチンの天井裏を2階用の水道管が通っているのでよく聞こえる)、お湯に関する事件でもない

データ③ まーくんの話声も聞こえるので、彼も大丈夫みたい


何分もしないうちに真っ裸の二人が先を争って階段を下りてきて、我先にと告げ口合戦が勃発しました。    

君たち、仲良しさんじゃなかったの?(^^;

ミートボールを作る手は休めることなく大騒ぎの二人の話を聞いていると、どうもまーくんの言うことをふざけてオウム返しに言うのを止めなかったのんくんに腹を立てたまーくんが、のんくんの腕を噛んだらしい。  

ほらほら、ここ!ここ!!と言ってのんくんが指差す先を見ると確かに薄く赤い点々の歯形らしきものがあります。 まーくんも負けていません。

ま 「だだだだってだってのんくんがマネっこするんだよ!」

そう訴えるまーくんに私が何か言う前に、非をみとめたのんくんが謝りました。

の 「ごめん」(Sorry)

ま 「It’s okay.」

そのままクルっときびすを返して階段に向かおうとするまーくんに、まーくんのごめんなさいはどこに行ったのか聞いてみました。

ま 「あ、そうだった。 ごめんね。」

ところが謝られたのんくんは、まーくんみたいにアッサリとは許せません。 
噛まれちゃったんだもん、痛かったよねぇ。  頼みの綱の私までまーくんの味方になってくれません。 すかさず「ダメ!いや!」と言われてまーくんはガックリ肩を落としていました。  

ま 「シュワシュワ(バスボム)入れるの僕の番だけど代わってあげるから」

の 「Nooooo!(怒)」

まーくんますます意気消沈w 私はあくまでも無関心を装ってミートボールを作り続けます。

ま 「じゃぁどうすればいいの?(凹)」

のんくんの出した答えとは~!!!
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by 4x4T | 2006-02-02 23:38 | 家族

Micro Universe

家では子供達が集まるといつもとってもさわがしい毎日です。e0014445_615255.jpg
子供4人分の友達も遊びに来るので、だからやかましいのかというとそういうわけでもないのです。 
大人の会話に割り込むのは一応禁止にしてある我が家ですが、子供達と5人だけで囲む夕食時などは、その日学校であった出来事や宿題の後観たTV番組の面白かったエピソード、4人の子供達の話題は尽きることはありません。 
ふと気づくと私一人で相づちをうったり頷いたり、聞き手専門でご飯をモグモグ食べていたりします。 そんな賑やかなご飯の時間に、ずっと気になっていたことがありました。 

それはまーくんの「どもり」です。 

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by 4x4T | 2006-01-13 06:27 | 家族

朝のひととき

今朝は嫌な夢で目が覚めました。

学校があるのに忘れてて、私のいない教室。
子供達は「先生がズル休みだって~!!」って騒いでいて、学年主任の先生や校長達が「やっぱり頼りにならない無責任なヒトでしたね~」なんて、腕組みして廊下で話してるの(笑)
昨日学校のことをブログに書いたからでしょうか。

ハッとして目が覚めて夢だと分かってホッとして、時計を見たら7時でした。
学校の日に起きる時間の4時50分よりは全然明るくて、カーテン越しに外の光が漏れていました。
それでもやっぱり嫌な気持ちは残っていて、仕方ないな~と眉間にシワ寄せたままノロノロ起き上がり、長めのお風呂に入りました。
今日は結構寒い日だからかなかなか頭が働かなくて、下着を着けてジーンズを履いてから、上に何を着ようかとクローゼットの中をぐるぐる歩き回っているうちに、ふと、セーターを着てみようと思いつきました。

暖かいこの土地に引っ越してきてからまだ開けたことのない、セーターの入った収納袋。
あんまり分厚いのは動きにくいし、、、とゴソゴソしていると、薄手の懐かしいセーターが手に触れました。

私の祖母が編んでくれたセーターでした。 
東京に住む祖母は、私の母の実母です。 
ブログにも何度か書いたことのある祖母は、実家で同居していた母の育ての親。 
母は13歳になったある日、私の実家のある県に列車に乗ってやってきて、私の亡くなった祖母の養女になったのです。 
子供の頃東京に行くたびに会ったその祖母は、いつも颯爽として、格好の良いスラックス姿で大きなピアスのイヤリングとネックレス、大き目の色の入ったメガネをかけていました。 お行儀、礼儀にはとてもうるさくて、同居の祖母と母親に甘やかされて育っていた私はこんなに厳しい大人を見たことがないと思ったものでした。 
大きな門構えの家は立派で好きだったけど、家の中には子供が触ってはいけないものがたくさん置いてあって、小さい頃はとても緊張しました。 
東京の祖母は私の実家にも何度も来ましたが、祖母を飛行場まで送った帰り道に車でいつも泣いている母を見て、何も知らなかった私はきっとあの祖母が母にいじわるをしたんだと思っていた時期もありました。 

そんな、実家の祖母とは正反対な東京の祖母の趣味は、意外にも編み物でした。
東京に滞在するたびに何度も教えてもらったけれど、いつも怒られるし、わからないところがあっても怖くて聞けないし、私はいつも途中で挫折するばかりでした。 
私がアメリカの大学に戻るという夏、成田に向かう前に祖母に顔を見せに行ったのですが、その時にもらったのがこのセーターでした。 
ずい分前に編んでくれていたようなのですがなかなか会えなくて、季節外れだけれど気に入るようだったら冬着にどうぞと、もらったセーターはもうかれこれ15年以上も前のものになります。



誰もいないキッチンで昨日の晩ご飯の残りだったチキンスープを温めている間、手持ち無沙汰にダイニングのイスに座りました。 朝の光に包まれた部屋はとても静かで、漂う匂いまで違います。 
「味見、味見♪」と自分に言い聞かせながら、しっかりスープボール一杯分の温かいスープをよそおって、スープから立つ湯気を見ながら今朝は久しぶりに東京の祖母のことを考えました。 
亡くなった実家の祖母のことはよく思い出すけれど、東京の祖母を思い出すことはもっと少ないかも。  
祖母のお手製のセーターを着てイスで足をブラブラさせながら、火傷しそうなくらい熱いスープをハフハフしながら1人で食べていると、ずっと前にもこんなことがあったような、そんな懐かしい気がしました。


別に誰に話すこともないような、何の変哲もない、そんなひととき。 
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by 4x4T | 2005-12-21 06:08 | 家族

Sweet Baby

我が家の子供達のクリスマスまでのもうひとつの楽しみは、クリスマスカレンダーです。
e0014445_9222213.jpgスーパーで2ドルくらいで買ってくるんだけど。 正確にはアドベントカレンダーというらしいですが、子供用に日付のところにチョコが入っています。 
12月だけの、しかも25日のクリスマスまでだけのカレンダーで、日にちの番号のところを見つけて蓋を開けると、そこにはクリスマスにちなんだ、星とかプレゼントとか、サンタとかトナカイの形をしたチョコが入っているのです。 

e0014445_922501.jpgちっちゃいチョコv  
「一日にたった一粒だけ」っていうのがとっても特別な感じがするんですが、子供が3歳の頃はその『特別さ』が分からなくて毎朝もっと欲しいと泣いてたりした子もいて、一体何の為に買ったんだと自問自答の日々を送ったこともありましたw でも、今年はみんなすっかり楽しみ方を覚えたようです。 
朝からお菓子なんて、絶対ダメ!っていう我が家の掟なんですが(笑)、このチョコだけはなんせ『特別』なんでね、学校行く前の朝ごはんと一緒に食べてもオッケーってことにしてます。

全然大したことないチョコv
25個入ってて2ドルなんだから、全然味的には高級なチョコではないんですけどね。 子供達はそれぞれ知恵を絞って、なんとかその楽しみを倍増させようと涙ぐましい努力をしています。 
3日にいっぺんだけ開けて、3ついっぺんに食べる子。 朝はガマンガマン~…で、夜歯磨きの直前に食べる子。 朝誰よりも早く起きだしてカレンダーの置いてあるキッチンに走っていって、真っ先に食べる子。←未だに誰もこの子がチョコ食べているのを見たことがないw 

そして、もう1人。

12月1日にカレンダーをあげて、一日(ついたち)の一つ目のチョコを取り出そうとしていた時。
夢中になって、番号を探している子供達の背中に向かって、罪作りな母親(私(^^;))は、何の気なしに、「いいな~ ママはチョコのカレンダーなんかないんだ。 大人用は売ってなかったんだよね。」って言ってみたのです。 私の予想通りに、子供達はまるで聞こえないフリのまま、ガサゴソとチョコをカレンダーの穴から引っ張り出すのに夢中でした。 そのまま朝ごはんも終わって、いざ、学校だー!っていう時に、「ママ。。。。。。これ、あげる」とひとりがくれたのは、歯型のついた、食べかけのチョコ(^m^  ちいさな一粒のチョコがさらに小さくなっていて、しかも手に握られていた分ちょっと溶けかけw  

あらー ずっと悩んでたのね~ 食べちゃおうか、それともあげようかって。 
溶けかけだけど、半分あげる決心したんだ。 (^m^

心でそう思いながら、ありがたくいただきました。 
ま、これ見よがしなこと言っちゃったしね、1人くらいはかわいそうだって思ってくれる子がいたっていいよね。 
ところがところが、このチョコの半分こ、この日から毎日続いているんです。 もちろんあれからは一度も「チョコくれ」みたいなセリフは吐いたことないんですよ。 本当に。 ちょっと寝坊したりしてお弁当を必死で作っているときなんて、子供達が毎朝食べてるチョコのことなんが忘れてるし。 いや、本当だって。 
でも、玄関を出たところで必ず、「はい。 ママの分」ってくれるんです、歯形つきの超ミニサイズチョコ@溶けかけv

この前の日曜日の朝、そのチョコのお裾分けがたまたま夫の目の前で行われました。  歯型チョコは普段は私があ~んと開けた口に子供の手によって投げ込まれるんですけど、その朝は違いました。  

「ママ、指は噛まないでね。 ここ持ってるから、先っぽだけちょっと食べて」

なんだよ(="=) そんなんひとかけらもないじゃんw  

よく聞いてみると、歯型半分チョコをさらに半分に分けて、パパの分にするんだと。
自分の分はちゃっかり半分食べてから、私の半分をわけろというあたりが、さすがうちの子!将来楽しみ!!って感じですが(笑)  
それを聞いた夫は、慌てて、「パパの分はいいんだよ~ これは子供のチョコだからね。 子供の為に買ったカレンダーについてたんだから、大人は食べなくてもいいんだよ~」と、ええ、すごくまともな大人らしい対応でした。

。。。そこで、遠慮なく歯型チョコの残りは私がいただきv

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by 4x4T | 2005-12-13 09:27 | 家族



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